【不動産買取】不動産売却における契約不適合責任とは?売却前に知るべきリスク!

買取

渡邉 友浩

筆者 渡邉 友浩

不動産キャリア25年

この仕事は『ありがとう』が溢れています。お取り扱いする商品が高価であるため、責任が重くプレッシャーが大きい仕事です。ただ、それ以上に、『良い物件を見つけてくれてありがとう!!』『早く売却してくれてありがとう!!』『困ってる不動産の問題が解決できてありがとう!!』など。お客様から本当にたくさんの『ありがとう』を頂きます。地域の不動産業者にしかできない仕事で街づくりに貢献していきたいです。

不動産売却における契約不適合責任とは?売却前に知るべきリスク!

不動産売却 | 契約不適合責任

不動産売却における

契約不適合責任とは?

売却前に知るべきリスク!

稲沢市で築年数の古い家を売却する方へ

築古の不動産で注意したいのが、売却後に見つかる雨漏り・シロアリ被害・給排水管の不具合です。引き渡し後に買主から「聞いていた状態と違う」と指摘されると、売主が契約不適合責任を問われる可能性があります。基本・注意点・売却前の対策・買取という選択肢まで、順番に整理します。

この記事で分かること

  • 不動産売却における契約不適合責任の基本
  • 買主から請求される可能性がある内容
  • 雨漏り・シロアリ・設備不具合などの注意点
  • 建物状況調査や告知書でトラブルを防ぐ方法
  • 買取によって売却後の不安を軽減する考え方

この記事のよくある質問

気になる疑問から読み進める

Q不動産売却の契約不適合責任とは何ですか?

A売買契約で合意した内容と、引き渡した不動産の種類・品質・数量などが合っていない場合に、売主が負う可能性のある責任です。

詳細はこちらから▼

Q古い家ではどのような欠陥が問題になりやすいですか?

A雨漏り、シロアリ、給排水管の漏水、柱や床下の腐食、給湯器などの設備故障が代表例です。

詳細はこちらから▼

Q契約不適合責任を避けるには何をすればよいですか?

A建物状況調査、告知書への正確な記載、修繕履歴の整理、契約書の特約確認、既存住宅売買瑕疵保険の検討が有効です。

詳細はこちらから▼

Q不動産会社に買取してもらえば契約不適合責任は免除されますか?

A買取では免責特約が付くケースがありますが、売主が知っていて告げなかった事実は責任を免れない可能性があります。

詳細はこちらから▼

契約不適合責任の基礎

不動産売却の契約不適合責任とは?

契約不適合責任とは、売買契約で約束した内容と、実際に引き渡した不動産の状態が合っていない場合に追及される責任です。古い家でも、すべての不具合を売主が保証するわけではありません。

例えば、契約書や告知書で「雨漏りはない」と説明していたのに、引き渡し後に雨漏りが見つかった場合は、契約内容と実際の状態に差があると判断されます。民法では、引き渡された目的物が種類・品質・数量に関して契約内容に適合しないとき、買主は修補などの追完請求ができるとされ、状況によっては代金減額・損害賠償・契約解除が問題になることもあります。

契約不適合責任で買主が主張できる主な内容

買主が主張できる権利内容
追完請求契約内容に合う状態に直すよう求めること
代金減額請求不適合の程度に応じて代金の減額を求めること
損害賠償請求不具合による損害の補償を求めること
契約解除契約の目的を達成できない場合に契約を解除すること

ここは安心していただきたいポイント

お互いが納得し、記録に残っているものは、売主の責任は問われません。

  • 事前に「ここが傷んでいます」と告知していた
  • 買主が「築年数相応の劣化」として理解していた
  • 契約書にしっかりと明記されている

不具合が見つかった場合でも、買主には「一定期間内に売主へ通知する」ルールがあります。「物件のありのままの状態」と「何を説明したか」を書面に残すことが、最大の防衛策です。

稲沢市・地域密着の売却サポート

他社で断られた物件も、
まずは相談から。

「他社で買取を断られた」「事故物件や違法建築で売れるか不安…」とお悩みなら、弊社「不動産トータルサポート」へ。各士業と連携し、手厚いサポートでお客様の不動産売却を成功へと導きます。

まずは無料の不動産査定を
受けてみる
注意したい欠陥

売却時に警戒すべき3つの不具合

古い戸建てや空き家では、外から見えない隠れた不具合が引き渡し後のトラブルにつながりやすく、特に次の3点に注意が必要です。

雨漏り

現状だけでなく「過去の補修歴」も必ず伝えることが大切です。

シロアリ被害

長く放置した空き家など、見えない部分での進行に要注意です。

給排水管の漏水

古い配管は、売却前に水を流して動作確認をしておくと安心です。

なお、壁紙や畳の傷みといった「経年劣化」は、買主が事前に理解・納得して購入していれば契約不適合には問われません。ありのままの状態を正確に伝えることが、トラブル回避の鍵となります。

トラブルを未然に防ぐ

リスクを減らすために売却前にできる対策

不安を減らす鍵は、売却前に建物の状態を見える化することです。リスクをゼロにはできなくても、事前確認と書面化でトラブルの可能性を抑えられます。

① 建物状況調査

国土交通省は、第三者が客観的に住宅を検査するインスペクションのガイドラインを取りまとめています。基礎・外壁・屋根・雨漏りの跡・構造部分を確認しやすくなりますが、壁内部や地中配管など分からない部分もあり万能ではありません。

② 告知書

雨漏り、シロアリ、給排水管の不具合、過去の修繕歴、近隣トラブルなど、把握している内容はできるだけ正確に記載します。不明点は空欄にせず相談することが大切です。

売却前チェックリスト

チェック内容準備のポイント
天井染み・壁の変色・屋根の劣化補修歴があれば資料を保管
床の沈み・木部の腐食・駆除歴必要に応じて専門調査を検討
給排水管の漏水・詰まり・赤水空き家は水を流して確認
給湯器・換気扇・照明・建具「使える・使えない」を明確に
屋根・外壁・水回りの工事見積書や領収書を整理
告知書への記載不明点は空欄にせず相談
契約書の特約確認内容を理解してから署名する

既存住宅売買瑕疵保険を使う場合の注意

構造上の欠陥や雨漏りを一定期間保証してくれますが、事前検査をクリアする必要があり、すべての古い家で使えるわけではありません。給排水管の保証には特約が必要なケースも。「責任をゼロにするもの」と過信せず、リスクを見える化し、買主との認識のズレを防ぐツールとして活用しましょう。

売却後の不安への備え

不安な場合は不動産買取も選択肢に

売却後のクレームが不安なら、不動産会社による買取も選択肢です。仲介と買取では、買主の種類や売却後の備え方が大きく異なります。

仲介と買取のちがい

比較項目仲介買取
買主一般の個人不動産会社
重視されやすい点売却価格売却後の安心
契約不適合責任売主の備えが重要免責・軽減できる可能性
向いているケース価格を重視したい築古・空き家・不具合が心配

売却方法を選ぶ考え方

価格を重視したい仲介を中心に検討
売却後の不安を減らしたい買取を含めて比較
築古・空き家・不具合が心配建物状態の確認+買取査定
早めに現金化したい即時買取の条件を確認

買取でも完全免除とは限りません

民法では、担保責任を負わない特約があっても、売主が知っていて告げなかった事実については責任を免れないとされています。雨漏り・シロアリ・事故・近隣トラブル・補修歴など、把握している内容は正直に伝え、査定時に免責範囲や契約条件を確認しておきましょう。

この記事の要点

正しく備えれば、過度に怖がる必要はない

  • 契約不適合責任は、契約内容と実際の物件状態が違う場合に問題になります
  • 買主から追完請求・代金減額請求・損害賠償請求・契約解除を主張される可能性があります
  • 古い家では、雨漏り・シロアリ・給排水管・設備故障の確認が大切です
  • 建物状況調査や告知書は、売却後の認識違いを減らすために有効です
  • 買取は、契約不適合責任の不安を軽減したい人にとって選択肢になります
  • ただし、知っている不具合は買取でも正直に伝える必要があります

大切なのは、建物の状態を隠さず、契約内容を明確にし、自分に合った売却方法を選ぶこと。稲沢市で築古の家や空き家の売却に不安がある方は、仲介と買取の両方を比較しながら、売却後のリスクまで見据えて進めましょう。

お問い合わせはこちら

不動産買取なら
専門家に任せて、

安心して売却可能!

「他社で買取を断られた」「事故物件や違法建築で売れるか不安…」とお悩みなら、弊社「不動産トータルサポート」にお任せください。各士業と連携し、手厚いサポートでお客様の不動産売却を成功へと導きます。

まずは無料の不動産査定を
受けてみる
  • 各士業と連携
  • 手厚いサポート
  • 無料査定からスタート

”買取”おすすめ記事

  • 【不動産買取】負動産を相続したらどうする?買取や相続放棄の注意点を解説!の画像

    【不動産買取】負動産を相続したらどうする?買取や相続放棄の注意点を解説!

    買取

  • 【不動産買取】相続不動産の共有持分は売却できる?トラブル事例や売却方法を解説の画像

    【不動産買取】相続不動産の共有持分は売却できる?トラブル事例や売却方法を解説

    買取

  • 【不動産買取】液状化リスクのある土地は売却できる?価格への影響や告知義務を解説の画像

    【不動産買取】液状化リスクのある土地は売却できる?価格への影響や告知義務を解説

    買取

  • 【不動産買取】空き家の相続放棄はできる?手続きや管理義務について解説!の画像

    【不動産買取】空き家の相続放棄はできる?手続きや管理義務について解説!

    買取

  • 【不動産買取】不動産を周囲に知られずに売却するには?短期間で不動産を現金化する方法の画像

    【不動産買取】不動産を周囲に知られずに売却するには?短期間で不動産を現金化する方法

    買取

  • 【不動産買取】いらない家を処分するには?稲沢市の空き家対策や処分方法をご紹介の画像

    【不動産買取】いらない家を処分するには?稲沢市の空き家対策や処分方法をご紹介

    買取

もっと見る