
【不動産買取】空き家がなかなか売れない原因は?なるべく早く現金化する方法!
この記事でわかること
- ・空き家が売れない主な原因は、価格や老朽化・残置物・接道条件・境界未確定など
- ・空き家でも片付け・清掃・最低限の補修で印象は変わる
- ・早く売却したいなら価格調整や買取も視野に入れる
- ・空き家を放置し続けると管理不全空家等として扱われることも
空き家が長期間売れないときには、必ず原因があります。その原因は価格だけとは限らず、建物の状態や立地、売り出し方、不動産会社の動き方など、いくつかの要素が重なっていることが多いです。
稲沢市では行われた平成30年住宅・土地統計調査によると、空き家率が11.1%、空き家数が6,340戸と整理されています。(2026年4月20日確認)
本記事では、空き家がなかなか売れない原因を整理しながら、早く売却できる方法について解説します。稲沢市で空き家売却を考えている、という方はぜひ参考にしてみてください。
稲沢市の空き家が売れない主な原因とは

空き家が売れない原因は一つではなく、価格、建物の状態、立地、権利関係などが重なっていることが多いです。まずは、どこに原因があるのかを整理してみましょう。
売却価格と相場価格の乖離
まず、空き家が売れない典型的な原因として、価格設定のミスマッチが挙げられます。
近隣の成約事例より高すぎる価格や、購入時の金額への思い入れが強い価格設定では、買主の候補から外れやすくなります。
空き家は、放置される期間が長くなるほど老朽化や損傷が進み、売買や賃貸が難しくなります。そのため、時間が経つほど有利になるとは限らず、むしろ売却条件の見直しが必要になる場面も少なくありません。
建物の老朽化や管理状態
次に大きな要因となるのが、建物そのものの老朽化や管理状態です。長年放置された空き家では、屋根や外壁の傷み、雨漏り跡、室内のカビや臭い、庭木の繁茂、残置物の多さなどが、買主の不安につながりやすくなります。
築年数が古いこと自体よりも、「そのまま住めるのか分からない」「片付けや修繕にいくらかかるのか読みにくい」という印象が強いと、購入検討されにくくなります。
立地条件や権利関係
立地条件や権利関係も見落とせません。駅まで距離がある、前面道路が狭い、車の出入りがしにくい、周辺の生活利便施設が少ないといった条件は、購入の優先順位が下がる傾向があります。
また、敷地境界が曖昧なままになっている土地や、共有名義のままになっている不動産、通行や建築に関わる条件確認が必要な物件は、買主にとって手続き面の不安が大きくなりやすいです。
建築基準法では、建築物の敷地は原則として道路に2m以上接している必要があるため、接道条件に課題があると、建て替えや再利用の面で不利になることがあります。(2026年4月20日確認)
| 確認項目 | 現状の注意点 | 見直しの方向性 |
|---|---|---|
| 価格水準 | 近隣成約より割高 | 相場と販売期間の再検討 |
| 建物状態 | 老朽化・残置物が多い | 最低限の修繕と片付け |
| 土地・権利 | 接道・境界が不明確 | 測量や権利関係の整理 |
空き家がなかなか売れない…
不動産会社任せにしないための
見直しポイント

空き家が売れないときは、物件の条件だけでなく、売り方や不動産会社の動き方にも目を向ける必要があります。特に早く売却したい場合は不動産会社に任せきりにせず、販売状況を確認することが大切です。
売出価格と販売期間を見直す
売出価格の見直しは、長期在庫化を防ぐ上で重要です。問い合わせや内覧の件数が少ないなら、価格が相場より高い可能性があります。
また、価格を変えないまま長く掲載を続けると、買主から「ずっと売れていない物件」という印象を持たれやすくなります。販売開始から何か月経ったのか、その間に反響が何件あったのかを整理し、一定期間ごとに方針を見直すことが必要です。
広告の見せ方や内覧対応を点検する
空き家の売却では、広告の見せ方も結果を左右します。写真が少ない、室内が暗い、残置物が目立つ、説明文が物件の特徴を伝え切れていないと、問い合わせの段階で不利になります。これは内覧時も同じです。
玄関周り、庭、室内の空気感、水回りの印象など、現地で受ける印象が悪いと、その場で候補から外されることがあります。空き家だからこそ第一印象が重要です。
不動産会社の動き方を確認する
所有者としては、今依頼している不動産会社がどのように売却活動しているのか、気になりますよね。
掲載媒体の数、問い合わせ件数、内覧件数、内覧後の反応、価格見直しの提案の有無など、基本的な情報から不動産会社に確認してみましょう。
| 確認項目 | チェック 内容 |
見直しの方向性 |
|---|---|---|
| 広告掲載状況 | 掲載媒体数・内容 | 写真や説明文の改善 |
| 反響と内覧数 | 問い合わせ件数の推移 | 価格やターゲットの再検討 |
| 内覧対応 | 案内時の 印象 |
片付け・清掃と見せ方の改善 |
空き家がなかなか売れない…
空き家の売却に関するQ&A
- Q1.空き家が売れない時は、何を見直せばいい?
- A1. まずは、価格・建物の状態・売り方の3つを順番に確認することが大切です。
-
問い合わせがほとんど来ない場合は、価格が相場とかけ離れている可能性があります。
一方で、内覧まで進むのに売却契約が決まらない場合は、建物の状態や見せ方に課題があるかもしれません。
- Q2.ボロボロの空き家でも売却はできる?
- A2. はい、売却できます。
-
しかし、そのままの状態で高く売るのは難しいことが多く、価格設定や売り方の工夫が必要です。
そのため、残置物の片付けや最低限の清掃を行ったうえで売り出す、もしくは古家付き土地として見せ方を変えるなど、物件の状態に合った売却方法を考えることが重要です。
- Q3.ずっと空き家が売れない場合は、買取に切り替えるべき?
- A3. 早く現金化したい場合は買取も有効な選択肢になります。
-
仲介は相場に近い価格で売却できる可能性がありますが、買主が見つかるまで時間がかかる傾向があります。
一方で、買取の場合は売却価格が下がりやすいものの、最短一週間で現金化できます。
まとめ
空き家が売れない背景には、価格設定、建物の状態、立地条件、権利関係など、複数の要因が絡み合っていることが多いです。まずは自分の空き家がどのポイントで不利になっているのかを整理しましょう。
その上で、売出価格や見せ方、広告内容、内覧対応など、「売り方」そのものを見直すことが大切です。仲介だけにこだわらず、条件調整や買取への切り替えも含めて、現実的な選択肢を比較していく必要があります。
固定資産税や管理の負担、将来のリスクも踏まえ、「いつまでにどう手放すか」を決めて動き出すことが、行き詰まりを抜け出す近道です。






